第2回新地町理科実験ショー
印刷用ページを表示する 掲載日:2024年4月15日更新
実験を通して楽しく学ぶ
ラボラトリーワークグループ大阪主催による理科実験ショーが令和6年3月29日に新地町文化交流センター観海ホールにて行われました。
同団体より東日本大震災の復興支援事業として、震災後から支援をいただいています。
今年は、元四天王寺大学准教授の壇上慎二氏による「風船ロケットづくり」、日本分析化学専門学校非常勤講師の高野裕恵氏による「色の不思議、光の不思議」の二部構成で行われました。
第一部では、風船をどうしたら遠くまで飛ばすことができるのかについて、慣性の法則を含めながらわかりやすく解説がなされた上で実際に風船ロケットをつくり飛ばしてみました。参加者は、コツをつかむとかなり遠くまで飛ばすことに成功し、大盛況でした。
第二部では、参加者に炎の色は何色かと問いかけると、赤、オレンジなどの回答がでました。他の色にすることができるかどうか、十分に安全に配慮した上で、実際に実験を行いました。いくつかの種類の薬剤を脱脂綿に含ませ、火をつけると、緑や青、鮮やかなオレンジ色の炎が観察でき、参加者は感心したように見入っていました。そのほかに、赤い色のうがい薬にビタミンCを混ぜることで透明にしたり、映写機からの光をプリズムに通して色別に分けることで光が見えるようにする実験を行いました。
風船ロケットをつくる様子
炎色反応を観察する様子
集合写真